給与UP術>見た目、初任給について考え方

■見た目？初任給について考え方！

初任給、つまり会社が新卒を採用する際によく求人欄に書かれているアレです。
転職の場合は関係ないのだが目安として書いてある事が多い。ですが、初任給の額だけを
みても実際どうなのかは分からない。

初任給以外に支給される手当もあったり、ボーナスの額ですら会社によってバラつきがあ
ります。さらに前年度の昇給率だって違うのです！細かいことを言うと同じ初任給であっ
ても基本給と手当の割合によって残業単価（一時間の残業あたりの支給額）が変わってき
ます。

企業側からすると、こんな感じと思われる。
・多くの優秀な学生を集めたい為にから初任給を高めにする。
・初任給を上げ、全社員の給与を上げる。

・初任給だけ上げて全体の昇給率を抑える。
・初任給をおさえて、昇給率を上げる。
・労働組合との関係もある。

　
最終的に色々控除されて手元に残る「手取り」で考えると、意外と複雑なのです。
控除される健康保険料の額は健保組合によって変わってきます。中には、福利厚生の補助
金を支給する企業もあるようです。

つまり、大切なのは「企業の給与に対する姿勢」や「会社の社員に対する考え方」だと思
います。